皆様
お元気でいらっしゃいますか!
先日のGGP第4回ご講義(倉敷)では、4つの煩悩にまつわる「消去・拡大」の表が降ろされました。
私には4つの煩悩がしっかりと宿っています。 それ故に、その4つの煩悩にあやつられて、無自覚の内に自らに都合のいいように、大切な事柄やどうでもいい事柄を、適当に消去したり適当に拡大したりしている私の現状が露わになってしまいました。
しっかり吟味して修正に向かいます。 有り難い視点をいただける、貴重な表です!
以下、行報告をいたします
2016年 10月行報告、No. 75
★ 止観シート行 31枚
ウイズダム 0枚
★ 祈り黙想禅定 26日
合計時間 13時間
一日30分以上
今月は5日抜けました。
★ 霊的読書 G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説を熟読しています。 7ヶ月かけて7回読んでいます。 今月は7回読めました。 その他、ご著書 1回
★ 真我を解放する行の実践 「卑下者」を超えるための行から、
挑戦の行 (2ヶ月目です)
喚起の行 (2ヶ月目です)
書写行 0回
映像反芻 0回
以上です。
Ave Maria Caccini
上記の動画が開かない場合は下記のURLをクリックお願いいたします。https://youtu.be/4mBJIbQHTHY
コメント
その 1
前月、9月行報告では、まだ、煩悩地図、止観シート行が降ろされる直前の時代でしたが、谷口健彦講師が「旧桃山ターミナル」でされたコメントをお伝えしました。
それは、「私たちは、本当に愛を生きようとしても、生きることができませんね!」とニコニコして発言された件です。
講師さんがが言いたかったことは、
これから、まもなく煩悩地図、止観シート行が降ろされ、私たちがそれを実践することによって、今度は本当に愛を生きることができる時代が来る!
と確信を持たれていたからだ!と私の私見を述べました。
先月、求道の友と「愛を深める祈り」を深めるときを持ちました。
そこには、愛を生きようとしても生きられない、私たちの原因がつぶさに述べられています。
せっかく煩悩地図、止観シート行が降ろされていても、それが実行されなければ、「愛を深め、生きるのは」、夢のまた夢になってしまう、それは当然のことだと、想いを新たにしました。
その場で特に注目したのは、「愛を深める祈り」628ページ1行目からの部分です。
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前略
怒り、謗り、妬み、僻む心
傲り、欺き、疑い、愚痴り、怠る心を
本当に癒すのは
慈しみと愛をおいてほかにはありません。
慈しみと愛があなたを通ってすみずみに染みわたるように
あなたは濁りの壁を取り払って、自らを透明にしてください。
あなたの信仰の光からすべての不純な光を取り除いてください。
一切の自我の匂いから、あなたの身を遠ざけてください。
後略
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皆様いかが感じられますか!
前半部分、怒り、から、怠る心、までは、私の心がまだ愛によって癒されていないが故に心に存在し続けるのですね!
もし私が、慈しみや愛を深くを取り戻せたら、本当に癒されて自らの心の怒り、不平不満、傲り、怠惰までも消滅するのですね!
まさに、愛は心の万能薬です!
すぐにでも、お取り寄せしたいです!
しかしその「慈しみや愛」を心に取り戻す条件が後半部分に3つ述べられています。
◎ 濁りの壁を取り払って、自らを透明にしてください。
◎ 信仰の光からすべての不純な光を取り除いてください。
◎ 一切の自我の匂いから、あなたの身を遠ざけてください。
この3つのことは、先生が私たちに願っておられること、誰でもなく、私たちが実行すべきことです!
濁りの壁、不純な光、一切の自我、これらが「慈しみと愛」が私を通ってすみずみまで染みわたるのを妨げているのですね。 ここで3つの事が言えようかと思います。
1 私たちの心に濁りの壁、不純な光、自我が根を張っているがゆえに、「慈しみと愛」が私たちの心に入ることができず、通れない。
2 それ故に、これは善我だ、光だと気が付いて受発色しても、無自覚の内に、もともと心にある濁りの壁、不純な光、自我から発せられる暗黒の波動・雰囲気も共に同時に発せられることになり、純粋に「慈しみと愛」だけが私の心を通る訳ではなく、純粋に「慈しみと愛」だけが受発色されて家庭、職場、ターミナルのすみずみにまで染みわたる訳ではありません。
これは光だと認識していたものは、自らの煩悩に裏打ちされた、「無明の深い闇や根を持たぬ善らしきもの」であったわけです。 結果として、「反逆のかなしみしか生み出しません」になりかねません。・・・・・神との絆を深める祈り、P644からお言葉をいただきました。
これは家庭でも、職場でも、ターミナルでも常に見られる風景です!
3 私が、これは正しい光の見解、これは正しい真正な思いとして受発色しても、後で振り返るとそこには、責めや傲慢、鈍感や逃げ、自己正当化や自己主張の波動・雰囲気を発している場合が絶えずあります。
これでは単なる言葉だけの正論(煩悩)です。 言っている事とその本人の波動・雰囲気が別物であることは良く観察されることです。 これは私たちの現状です。
私たちの内界の魂の深部にある真我も、この現象界も、もともと天上界と同じく、「慈しみと愛、いのち」が満ち溢れていると世界だと想っています。 内にも外にも神の光が届いていると言えます。
しかし、それを拒絶し妨げているのは3つの「ち」を十分に吸い込み、それと同化してしまった私自身の心です。
この3つの「ち」にはこの世界のすべての暗黒、時代の三毒である唯物主義、刹那主義、利己主義がたっぷりと含まれていると考えますが、皆さまはいかが想われますか!
この大変な暗黒の心の浄化と転換は、神も先生も手助けできないことです。 それは、私たちが尊厳ある神の子であり、仏の子であるからでしょう。
自らの浄化と転換は、完全に自らの発意、自力に任されています。
「泉の心」に示されている、地下水流に突き当たるまで、「自らの井戸を掘り下げてください。」とおっしゃるのは「智慧」だけでなく「愛」も同じだと想いますが、皆さまはいかがですか!
「愛を深める祈り」を朗誦することによってのみで、自らの深い闇の浄化と転換を成就できることはあり得ません。
濁りの壁、不純な光、自我の匂いを、一つ一つ自らに見つけ溶かして行き、井戸を掘り進むには、「止観シート行」しかありません。
一生涯かけても見つけ溶かしきることはできないかも知れない、先生が「濁りの壁」とも「濁りの垣根」ともおっしゃる根深い暗黒です。
私は「止観シート行」をせずとも、求道の道を歩み自己変革できるとおっしゃる方がおられるなら、その方は超天才です!
関芳郎 理事長が10年前にすでに止観シートを3000枚書かれていたのは、その重要性を物語っています。 今では、6000枚を遥かに超えておられるに違いありません!
また、谷口健彦講師が、その昔これから煩悩地図、止観シート行が降ろされ、私たちが本当に愛に生きる日々が訪れるのを確信して、ニコニコされていたお気持ちも良く解かります。
「煩悩地図、祈りのみち」を伴って、止観シート行で自己変革に向かうのは私たち自身です。 何十年GLAに在籍しても、止観シート行を放置すれば、過去世の如く今世を生き、今世の如く来世を生きることになり、先生にお出会いした意味が完全に失われてしまいます。
このところ、「私も止観シート行を継続して自らに課行できるようになった!」とおっしゃる方々が少しづつ増えています。
どうか、私も共に歩ませていただけますようにお願いいたします!
その 2
10月の止観シート行の内訳は以下のとうりです。
書かなかった日 7日
一枚書いた日 21日
二枚書いた日 1日
四枚書いた日 2日
合計31枚でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
2016年11月23日
出版記念輪読会の日
GLA 一会員