2016年12月行報告

皆様

お元気でいらっしゃいますか。

お正月も残すところあと少しになりました。

ただただ時の速さに驚嘆するだけです。

新年の皆さまの願い、目標、使命達成への歩みはいかがですか!

以前、この行報告で紹介しましたが、先生はこの使命を大きく分けて3つに示してくださいました。

〇 成長の使命 (自己の成長の使命)
〇 響働の使命 (相手さまとの響働の使命)
〇 具現の使命 (光明世界への具現の使命)

先生の神理はすべて、私たちがこの三つの使命を果たすためのお導きに違いないと思っていますが、皆さまは如何ですか。

この中でも、一番大切な使命は「成長の使命」でしょう。

自分が暗黒のままで、且つ心の器が小さいままでは、相手さまとの響働では必ず葛藤と不理解が絶えず生じることになります。
また、自分の心にある本当の光明を知らぬままに、暗黒の世界を光明の世界へと具現するのは不可能です。

それでも、先生は私たちが三つの使命を果たすことを願っておられます。

ただ、数年前から始まった、「止観シート」取り組み重視の流れは、絶えず出発点である「成長の使命」に戻り、光明の地下水流へと井戸を掘り続けることを促しておられると捉えています。

「成長の使命」は自らの心に光を灯す、一番尊い始まりの使命!
響働も具現も、これがないと濁ります。

以下、行報告をいたします。

2016年12月行報告、No. 77

★ 止観シート   24枚
  ウイズダム    0枚

★ 祈り黙想禅定 17日
合計時間 8時間45分
一日30分以上
今月は14日抜けました。

★ 霊的読書
G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説を熟読しています。
各号を7ヶ月かけて読んでいます。
今回は7回読めました。

★ ご著書「真我を解放する行」の実践

「卑下者」を超えるための行から
貢献の行    (1ヶ月目です)
「幸福者」を超えるための行から
率直に語る行  (1ヶ月目です)

書写行 0回
映像反芻0回

以下はコメントです。

コメント

その 1
G誌2016年12月号、12ページの図

ここには、「人間の使命」の図が鮮やかなカラー印刷で示されています。
ぜひ、ご覧ください!

左側の暗黒世界はまさに地獄の様相です。
ここに住しているのは、間違いなく私であり、私たちです。

右側の光明世界の右端からは僅かに光が漏れ始めています。
この図は私たちの現状を示す、本当にリアルな図です。

私たちは、世界を快苦でしか捉えることしか出来ません。

それ故に、この世界で満足していたり、優位を感じて差別することで快を得たり、批判して正論を飛ばし相手を萎縮させて快を感じたり、卑屈にも愚痴を聞いてもらってホットし、心の平衡を保っていることもあり、欲得で快を貪ることもできて、世界は暗黒であるとは捉えがたい現実があります。

先生はこの世界をどのように捉えておられるのか!
それは、このカラー印刷の「人間の使命」の図のごとく暗黒なのでしょう。

また、2016年G誌7月号、38ページ冒頭には、先生が青年塾セミナーで述べられたお言葉が紹介されています。

++++++++++++++

この世界は濁流にのまれている。

その中にあって、どのように道をつけてゆくのか。

その志を継ぐのは君!

その道を歩むのはあなた!

それを忘れることなく、懸命に歩み続けてほしい。

++++++++++++++

そうです!
先生は、この世界は濁流にのまれていると捉えておられます。

私たちは、無自覚にも自分自身を凄く「自己正当化」して捉えてしまう流れがあります。

・何千枚と止観シート行をしたから。
・もう自分の身の回りに困難、試練が見当たらないから。
・経済的に成功し、十分すぎる資産もあるから。
・ターミナル内では重要な役割を頂いているから。
・先生や講師さんからお褒めの言葉を頂いたから。
・もう圧倒的な人数の入会者をお誘いできたから。
・自分は、自他ともに神理の人として高く評価されているから。
・私は、余人が及ばない霊的体験をしているから。

などなど。

だから私はもう安心だ!
もうすでに、この世の暗黒や濁流から抜きん出ている!

自己正当化の魔にやられると、そこで自分に向かう本当の真摯な精進の必要は感じなくなり、私はもう出来た人物であるから、口先だけで渡って行けると勘違いしてしまいます。

それでは暗黒のこの世界で、これからも何十年と無自覚にも暗黒の受発色を回し続けることとなります。
心に光が灯ることは決してありません!

自己正当化の想いこそ、最初に「止観シート行」で突破し克服すべきターゲットだと想っています。

その 2
G誌11月号「魂の学」序説95、「原因と結果の法則2」

先月11日月行報告コメント、その 2 では、10月号「魂の学」序説94から、キーワードであった「必然の感覚」を取り上げました。

今月は11月月号「魂の学」序説95です。

私なりに、序説95の重要キーワードをピックアップすると以下のようになりました。

〇 「必然の感覚」

〇 「外なる因果律」

〇 「内なる因果率」

〇 「魂の学」の第一の「原因と結果の法則」は、「魂の因果率」である。

〇 「魂の学」の第二の「原因と結果の法則」は、「因縁果報の法則」である。

〇 「内なる因縁果報」

皆さま、この6つのキーワードを今ここで正確に説明できますか?
私もまだ出来ません。(笑)

これを出来ないと言うことは、折角学んだ先生からの神理が自分の心にしっかり整えられておらず、認識されていないままになっている事を意味します。

それは、1ヶ月の学びが認識されず刻印もされず、実践も出来ない状態であって、空回りの1ヶ月であったことを意味します。

それで私はそれを避けるために、G誌の先生のご文章は7ヶ月かけて7回熟読することをしています。
この11月号は今年5月に7回目を熟読することになります。

未熟な私のこと、その7ヶ月の間に守護指導霊が、日常の出来事を通じて先生の神理をもっと深く理解できるように、共感できるようにと導いてくださっていると常々感じているところです。

さて、この最後のキーワード「内なる因縁果報」をお説きくださるために、10月号の「必然の感覚」から始められていたのですね。

凄く論理的です!

最初の「必然の感覚」が薄いと、理解不能、共感不能に陥ってしまいそうです。

私も実感的に、深く理解・共感出来るまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

外なる因縁果報と内なる因縁果報」の章

16ページ、最後の章です。

ここでは超重要な事柄を二つ述べておられます。

「魂の学」における「原因と結果の法則」の決定的な特徴として、

〇 あらゆる事態の「原因」を自らに引き受けること。

〇 それは、私たちが自らの人生に対して、真の「主導権」を取り戻す一歩とな ること。

この「まなざし」を初めてお聞きした時は本当に驚きました。

「え、え〜!?」、「うそ〜!」と言う感じです。

皆さまは如何でしたか!

時代の三毒である利己主義、刹那主義、唯物主義をしっかり吸い込み、それに3つの「ち」を無自覚に受け入れている、我々現代人にはとても受け入れ難い神理でした。
自他の区別、利害は当然と認識している私たちですから。

例えば、ターミナルで数々の問題が生じているとき、平会員である私が、それは私が原因ですと公言し、その呼びかけを聞き、ターミナルを光転へと導きますと言うに等しいのですから。

さらに、一般社会での事件、犯罪、豊洲の問題、麻薬、イスラム国、難民、ブラジルのファベーラやインドのムンバイの貧困の問題、これらすべては、私が「原因」ですと言い切れる「まなざし」です。

この「まなざし」こそ魂の「まなざし」に違いありません。

究極の「まなざし」です。

私には、この「まなざし」は遥かに遠いお話しに聞こえました。

今は、魂の絆感覚を想像すると、そうだろうな〜、そうに違いないな〜、と想えます。

この魂の「まなざし」を生き始めたいです!

最後に共有したい先生のお言葉です。

17ページ、5行目からです。

++++++++++++++

前略

重要なことは、そのまなざしによって、私たちの日常も、世界の見え方も、まったく変貌してしまうことです。

後略

++++++++++++++

先生のご文書はすべて聖書です。

この、16ページからの最後の章は、感動の聖書です。

目指します!

その 3
2016年12月の止観シート行の内訳は以下のとうりです。

書かなかった日   12日
一枚書いた日    15日
二枚書いた日     3日
三枚書いた日     1日  
合計24枚でした。 

お読みいただき、ありがとうございました。

2017年  正月 28日

GLA  一会員 

2016年 5月行報告

皆様

おはようございます!

京都の桂川西岸地帯では、昨年までは4月、5月と毎朝ウグイスの美声が響いていました。
今年は一度も聞けず、ウグイスの世界に何か異変があったのではと心配していました。

5月末日になって、やっと一度だけ、それも遠くの方で一回だけ鳴くのを聴き取れました。
皆さまお住いの地帯では、いかがでしたか!

先日、BS放送でリオ・パラリンピック車椅子ラクビーに出場する、池崎選手の特集をしていました。
これまで、日本チームは3回パラリンピックに出場し、8位、7位、前回ロンドン・パラリンピックでは4位であったそうです。

ところが、昨年のアジア代表を決める大会で優勝し出場が決まりましたが、その中で池崎選手の活躍もあって、前回ロンドン・パラリンピック優勝のオーストラリアチームを2度も破る快挙を成し遂げ、リオでのメダル獲得が期待されています。

さて、この池崎選手、過去にもパラリンピックに出場していますが、上位チームとの体力差、技術差に悩むこととなります。
そこで彼が個人的に取り組んだことが、体力アップと共に「体幹力」強化だったそうです。

私たち普通の人間にも、「体幹筋肉」があって、歩いていてもフラフラしないように真っすぐ歩行できます。
まあ、老いて「体幹筋肉」が弱ると、フラフラ歩くことになりますが。

ところが、車椅子ラクビーは激しく、相手に車椅子ごとタックルすことが許されていて、バランスの悪い選手が横転することはたびたびあります。
また、相手選手を避けるため、高速で回転することも必要になっています。

これらの場合に「体幹力」の強さが求められます。
彼は自分の「体幹力」の弱さに気が付きます。

そこで彼は「体幹」強化に努め、卓越した安定感と敏しょう性を獲得したと特集していました。

この特集を見ていて切実に感じたことは、神理の道を求道する私たちに共通する大切なこと、それは先生のおっしゃる「中心軸」と「重心」です。

止観シート行を緻密に精妙に習慣的に始められている皆さまは既にお気付きでしょうが、私も日常では、些細な快苦に翻弄され、安らぎを見失い、且つ、そのこだわり、とわれに意識が強く引き付けられ、心の自由さが制限され鋭敏さ俊敏さを失っています。
「中心軸」「重心」が無きが如く軽いものになっていることを深く自覚するところです。

先生は、そんな私たちに救いの手を差し伸べてくださっています。

「G.誌」6月号11ページの魂の学の「心のピラミッド」の図には土台が「菩提心」とあります。

現状の私たちの「心のピラミッド」の土台は、ほぼ100パーセント煩悩であるに違いありません。
これは六道輪廻を意味しますから快苦に翻弄され、「中心軸」「重心」から離れて快苦にブレた受発色になるのは当然です。

神理の「中心軸」「重心」を体得するための学びと歩みは始まっています。

煩悩地図、4つの煩悩パターン<呼びかけ>、煩悩回路<波動><12の菩提心><関さんの命の言葉>、善我回路、などなど、それぞれが「中心軸」「重心」を深める強い導きとなっています。

「体幹力」同様、「中心軸」「重心」も目に見えるものではありませんが、「菩提心」に至るためにも、強く鍛えたいです!

以下、行報告をいたします。

2016年
5月行報告、No. 70

★ 止観シート     33枚
  ウイズダム      0枚

★ 祈り黙想禅定   30日
  合計時間    15時間35分
一日30分以上
今月は1日抜けました。

★ 霊的読書
G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説を熟読しています。
7ヶ月かけて7回読んでいます。
今月は7回読めました。

★ 真我を解放する行
「被害者」を越えるための行から、

調御の行   (3ヶ月目です)
心を開く行  (3ヶ月目です)

書写行     0枚
映像反芻  「二〇〇六年、こころの看護学校セミナー」全巻

以上

 

コメント

その 1

皆さま、使命を果たすこととか、願いを果たすこととか聞かれて、それはどんなことと認識されていますか。
私は、自分の使命・願いを「具現」することだけと認識していました。

一方、「菩提心」の先生のご定義では、皆さまご存知のとうり「本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和に貢献する心」とあります。

実は、5月に「2006年、こころの看護学校セミナー」のDVDを反芻していて、私の「認識」に重大な間違いがあったと気付きました。

その中で、先生は使命は3つあると、「3つの使命}と名付けられた項目で丁寧にご説明されています。

それは、
成長の使命
響働の使命
具現の使命
です。

「具現」だけでなく、「成長」も「響働」も大切な使命であった訳です。

上記の例で言えば、「本当の自らを求め」は「成長の使命」、「他を愛し」は「響働の使命」であった訳です。

そこで、「世界の調和に貢献する」だけの「具現」であれば、恐ろしい片手落ちであることに気が付きます。
それは「本当の自分」を知らない人たちの創る、独りよがりの調和の世界であり、それはそのまま現在の六道輪廻の混乱の世界です。

私は皆さま同様、この人生で、数多くの人間関係、家庭、企業を見てきました。
その末路に痛み、混乱、停滞、破壊を数多く見てきました。

また、今順調に進んでいるかに見えるものの中にも、いつ暗転が噴出してもおかしくない無限とも思える暗転の種が放置されているのが解かります。

例えば、東京都、都知事の事態

先生は、専門分野の方々、医療者、経営者、教育者、政治家等の皆様に、「一人の人間としてどうあるのか!を問うて下さい。」と何度も申されています。

自らの本当の「成長」がなければ、本当の「響働」も本当の「具現」もあり得ないことになります。

すべての出発点は「成長の使命」であると深く「納得」しました。

2015年、2016年から先生、総合本部が私たちの「止観シート行」の体得のため、特に強くエネルギーを注いで下さる理由が解かります。

その 2

5月の止観シート行の内訳は、

書かなかった日    5日
一枚書いた日    20日
二枚書いた日     5日
三枚書いた日     1日
合計33枚でした。

お読みいただき、ありがとうございました。

2016年6月15日

GLA  一会員