2017年12月行報告

皆さま

新年おめでとうございます。

人生100年時代!

こんなキャッチフレーズが見られる昨今です。
「行」を志す者にとっては、有難い時代ですね!

今年もよろしくお願い申し上げます。

以下、行報告です。

2017年
12月行報告、 No. 89

★ 止観シート行    30枚
  ウイズダム      0枚

 
★ 禅定        22日
合計時間      11時間
一日30分以上   
今月は9日抜けました。

★ 霊的読書
G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説、を熟度しています。
7ヶ月かけて7回読んでいます。
今月は、7回読めました。

★ 『真我を解放する行』の実践、2巡目です。
『自信家』を超えるための行から、
陰徳の行  1ヶ月目です
思遣の行  1ヶ月目です

3ヶ月・90日の間に、煩悩と行の説明文・挑戦1・2を7回熟読しています。
この行の実践は、止観シート行でチェックするように努めています。

書写行   0回
映像反芻  0回

以上です。

コメント

その 1  己心の魔

皆さま、「己心の魔」と聞いていかが感じられますか!

大多数の方々は、私には関係ありません。そんなに恐ろしい存在が私の心に巣くってはいません、と答えられるでしょう。

私も、そんな存在は社会を震撼とさせる事件を起こした人々の心に存在するもの、私とは全く関係ないと長らく思っていました。

私のこの認識は、ここに来て大きく誤認していたことに気がつき始めています。
誤認です!

己心の魔とは、私たちの日常の意識の中に密かに深く広く存在しているもの。

その存在は、私たちが煩悩を生き続けることへと導くエネルギー。

人生に逆らいの悲しみを生みだすエネルギー。
しかも、そのエネルギーは地獄界とつながっている。

神理のみちを歩まんとする私たちにも、多大な影響を及ぼしている。

その原因となる煩悩とは、先生のおっしゃる、12の煩悩回路のことです。

ですから、快衰退も快暴流も苦衰退も苦暴流もすべての方々にある煩悩は、己心の魔であって地獄界とつながっています。

平凡な私たちが、実は強烈に魔の影響を受けているのです。

2017年に紹介した、東京本部のお二人の男性、もうすでに止観シートを1万枚以上も書かれていても、更に書き続けられているのは、この己心の魔のエネルギーの影響を認識されているからだと思っています。

己心の魔は、私たちの求道の歩みにも大きく大きく強烈に影響を及ぼしています。

「新・祈りのみち」にも、あちこちに、己心の魔の跳梁が書かれています。

その中から2つ紹介します。

「誘惑を退けるための祈り」p665
「神との絆を深める祈り」p642

是非とも、この2つのお祈りに精通していただきたいです。
その上で、以下の事柄に焦点を当てて考察していただきたいです。

己心の魔・内なる煩悩のエネルギーと、私たちの求道のエネルギーです。

その中でも、核心の行である『止観シート行』との関係はどのようになっているのかです。

皆さまご存じのとうり、
この止観シート行を実践するには、その途上で2つの大難関と遭遇することになることです。

① 行を継続できない。

② 止観シート行を重ていても、変革できていない。

最初の『継続できない』は最重要で、決定的な克服すべきターゲットです。

私たちは、人生で数万枚の止観シート行を目指すとしても、最初の継続ターゲットは、3000枚は必要であると断言できます。

それは、2番目の課題である、『自己変革』って出来るのだ、と少しでも部分的にでも実感できるレベルに入るためには、絶対に必要な量です!

絶対に! です。

1995年に止観シート行が始まって、22年。
快苦のトンネルの図、煩悩地図と共に降ろされた、この止観シートには、
いよいよ先生の本格的な行への誘いが始まったと、当時の私たちの大多数の者は思ったものです。

しかし、私はその後の16年間で、645枚しか書けませんでした。

その理由は、

○ 仕事が忙しい。
○ 他の行もしている。
○ その内に行じる予定だ。
○ この件が一段落したら取り組む。
○ この課題は私が変革することではなく、相手が変革すること。
○ ターミナルの他の皆さまよりはやっている。
○  今の私のライフスタイルの条件が悪い。
〇 止観シート行は、やってもやっても効果が現れん。

などなど、言い訳の羅列です。

悲しいことに、自ら発しているこの言い訳を、自ら正しい認識だと納得していたことです。

言い訳は嘘であると、気がつかないぎり、何事も自らの嘘から脱出できないですよね。

少しでも脱出するのに16年かかりました。
ところで、この言い訳は先生のおっしゃる『極悪3兄弟』そのものです。
それぞれが、アイドリング、フェードアウト、シャットダウンにつながっています。

 
そればかりか、それらが最近は12の煩悩回路から、己心の魔につながっていると実感しているところです。
皆さまはいかが実感されていますか。

 

イエスさまが荒野で40日40夜断食し、悟りに向かわれていたとき、何人もの己心の魔が現れイエスさまに様々取引を持ち掛けてきたのは、聖書にある有名なお話です。

私たちに、己心の魔が直接話かけてくることはないかもしれません。
しかし、自らの自己正当化の自我の中に、しっかりと己心の魔は存在しています。

私は解かっている、できている。だから止観シートを何千枚も書く必要がない。
そんな思いが、『つぶやき』にあれば、要注意です!
魔の誘惑です!
必ず、万年の後悔になります。

私も、

決して人間的な願望や野心にほだされないように

己心の魔の諸々の誘惑に負けないように

わたくしの心を清くし、強めてください。

と祈りつつ歩みます。
(新・祈りのみち p645にあります)

その 2
12月の止観シート行の内容は以下のとうりです。

書かなかった日   9日 
1枚書いた日   17日
2枚書いた日    2日
3枚書いた日    3日
合計30枚です。

お読みいただき、ありがとうございました。

2018年  1月18日

GLA  一会員

2017年 7月行報告

皆さま

この夏はいかがお過ごしですか!

自然現象も、人との出会いも、出来事も、

すべては、その方にとって必然である。

と、先生はおっしゃっています。

良いも悪いも、すべてを必然と捉えられれば、

天からの「呼びかけ」が,

ストレートに聞けるようになるのでしょうね。

 

以下、行報告です。

2017年
7月行報告、No.84

★ 止観シート   40枚
  ウイズダム    0枚
 

★ 禅定      30日
合計時間15時間10分
1日30分以上
今月は1日抜けました。

★ 霊的読書
G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説を熟読しています。
各号を7ヶ月かけて7回熟読しています。
今月は、7回読めました。

★ 真我を解放する行の実践
「幸福者」を超えるための行から
刻印の行  (2ヶ月目です)
収斂の行  (2ヶ月目です)

3ヶ月・90日の間に、煩悩と行の説明文・挑戦1・2を7回熟読しています。
この行の実践は、止観シート行でチェックするように努めています

書写行   0回
映像反芻  0回

以上です。

コメント

その 1   止観シート行による自己変革の進め方 ①

この行報告をお読み頂いている方々には、入会2年ほどの方から、40数年の方々まで様々です。

また、この止観シート行、及び煩悩地図は1995年に降ろされ実践されてきました。

さらに、1995年以降もGGPの場において、変革への重要な手掛かりとなる「補足」が、先生、及び事務局長 関講師から順次降ろされています。

これらの重要な先生から降ろされた「補足」を知らずして、または無視して、すぐ変革のためにと直に「祈りのみち」に向かうのは、無謀と言うほかありません。

私たちの煩悩は深く、この重要な「補足」なしに、スイスイと変革できると考えるのは、無謀・軽率です。
それでは何百枚、何千枚書いても変革できていない自分を発見し挫折に突入します。それができれば天才です。

その果てに、止観シートは役立たない、無意味な行だと放置されている方々が何と多いことでしょうか!

以下は、止観シートの記入の仕方は、既に知っておられることを前提に、学んできた「補足」を述べます。

1 煩悩タイプの決定、その「呼びかけ」の記入。

まず、自分が記入した止観シートをじっくり読み、この出来事に対してどの煩悩の受発色で反応しているか決定します
そして、各々の煩悩に対して、先生が降ろされた「呼びかけ」を必ずシートの余白に記入します。
必ずです!

 煩悩タイプ ー 呼びかけ
   快暴流 ー とどまりなさい
   苦暴流 ー 改めなさい
   快衰退 ー 担いなさい
   苦衰退 ー 超えなさい

何千枚止観シート行を経験していても、毎回必ず記入します。
先生が示された、「呼びかけ」を見て、飛び上がるほどビックリすることも度々あります。
例えば、「とどまりなさい」を見て、自分のイケイケドンドンの現状が一瞬にして見抜けることも多いです。
それは変革の始まりです。

2 煩悩回路の決定、その煩悩回路、対応する善我回路の記入。

ここは。最重要の箇所です。煩悩回路の決定はすべての変革への始まりであり基礎です。
すべての煩悩に対して3つの回路と対応する善我回路を示していただいています。

快暴流 

歪曲➡独尊➡孤立回路
 ↓  ↓   ↓
正直➡愚覚➡12の真我

優位➡支差➡枯反回路
 ↓  ↓   ↓
畏敬➡同伴➡12の真我

欲得➡貪り➡無理回路
↓  ↓   ↓
無私➡簡素➡12の真我

苦暴流 

拒絶➡頑固➡硬直回路 
 ↓  ↓   ↓
受容➡砕身➡12の真我

批判➡正論➡対萎回路
 ↓  ↓   ↓
共感➡愛語➡12の真我

不満➡荒れ➡破壊回路
 ↓  ↓   ↓
内省➡献身➡12の真我

快衰退

満足➡怠惰➡停滞回路
↓   ↓
後悔➡切実➡12の真我

鈍感➡曖昧➡混乱回路
 ↓  ↓   ↓
敏感➡実行➡12の真我

依存➡契約➡癒着回路
↓  ↓   ↓
回帰➡率直➡12の真我

苦衰退

恐怖➡逃避➡衰弱回路
 ↓  ↓   ↓ 
自律➡責任➡12の真我

否定➡鈍重➡沈鬱回路
 ↓  ↓   ↓
肯定➡明朗➡12の真我

卑屈➡愚痴➡虚無回路
 ↓  ↓   ↓
素直➡懸命➡12の真我

これら12の煩悩・善我回路セットがあります。
この中から、一つ選択し、セット全体を余白に書き入れます。

   例えば、歪曲➡独尊➡孤立
        ↓  ↓   ↓   
       正直➡愚覚➡12の真我

の如くにです。

〇 善我回路には一見、「色」が書かれていないように見えますが、各煩悩地図の左側、円形のラインに沿って12の真我の言葉が記されています。
善我で受信し善我で発信すれば、自他の中に真我の世界が具現することを示されています。

煩悩回路 ➡善我の受信・発信➡自他に真我世界の具現
偽我   ➡善我      ➡真我

「我」には、偽我、善我、真我と、3つあって、私たちは偽我から真我へと目指しているわけですが、
偽我から直接に真我に向かうことは、次元が異なり過ぎて不可能であり、
重要な橋渡しとして「善我」を育み、その後「真我」に向かうことを、先生から学んでいます。

〇 その「善我」とて、現状の偽我の私たちから善我に変革し善我を知って生きるのには、超大変な困難が伴います。

例えば、あの方はダメな人、あかん人、とさげすんで見ている方々に対して、畏敬して同伴しましょうとおっしゃっています。
その他、無限にあります。一万枚止観シートを書いても追っつかないかも!(かまいません、やります!!)

〇 また、回路決定に困難を感じることもあります。

しかし、最善を尽くして、取り敢えず回路を決定します。そうでないと前に進むことはできません。5枚、10枚、間違っても平気です。後に何千枚、何万枚も書くことになるのですから。

洞察力は止観シート行を続ける中で、経験と共に必ず深まります。

 

3 最後に、各煩悩回路に対し、先生がお示しくださった菩提心と、煩悩回路の波動、関さんからの菩提心のいのちの言葉を必ず書き入れます。

煩悩回路 ⇒ 12の菩提心 ⇒   波動 ⇒   いのちの言葉


快暴流 
歪曲回路 ⇒ 稲穂の心 ⇒ イケイケドンドン ⇒ 自ずからなる感謝

優位回路 ⇒ 観音の心 ⇒ ツンツン ⇒  同苦同悲のまなざしを抱く

欲得回路 ⇒ 月の心 ⇒  ギラギラ ⇒  ひそやかに

苦暴流
拒絶回路 ⇒ 空の心 ⇒  固い ⇒    超えでる

批判回路 ⇒ 海の心 ⇒  冷たい ⇒   全体は一つ、違いによって見えなくなっているつながり
不満回路 ⇒ 川の心 ⇒  荒い ⇒    あるがままに受け止める

 

快衰退
満足回路 ⇒ 火の心 ⇒   緩い ⇒   限りを尽くして

鈍感回路 ⇒ 泉の心 ⇒  甘い ⇒    道なき道

依存回路 ⇒ 風の心 ⇒   軽い ⇒   さっそうと、本心を求めて

苦衰退
恐怖回路 ⇒ 山の心 ⇒  弱い ⇒    重心、何を大切にするのか何を守るのか
否定回路 ⇒ 大地の心 ⇒ 重い ⇒    親の心、尽きることのない思い
卑屈回路 ⇒ 太陽の心 ⇒ 暗い ⇒    与える喜び
 

〇 煩悩回路を一つ決定すれば、後は自動的に3つの重要な事柄が示されていますから、それを止観シートの余白に記入するだけです。

〇 「祈りのみち」に向かう前に、必ず以上の「補足」1,2,3、の結果をすべて、毎回の止観シートの余白に書き入れます。
煩悩タイプを決定し、煩悩回路を決定すれば良いことですから簡単です。

〇 以上が1995年以降、GGPで「補足」として学んだ、変革の準備段階としての重大な公式の基礎的な事柄です。
これを曖昧に捉えていたり、無視して「祈りのみち」に進んで、変革出来ませんと総合本部に苦情を言っても、総合本部は責任を取れませんよね。(笑)

〇 この一見面倒に見える作業には、凄く果報がもたらされます。
毎回、止観シートごとの、天からの呼びかけを知り、善我の回路の言葉を知り、波動を感じ、菩提心を知り、そのいのちの言葉を確認することになります。
これだけで、煩悩に軸足があった我から、そこから抜け出し光に向かう機運が心に満ち、「祈りのみち」に向かう心が整えられるのを感じられるでしょう。
私は、今も毎回その恩恵を感じています。

以上が公式の準備です。ここから「祈りのみち」に向いましょう。

先生は、凄い手立てを既に準備していてくださいます。
これからも、すべて利用させていただきます。

その 2  この1年の止観シート総数と1995年以降の総枚数

〇 私の行の一年は、前年8月に始まり、今年7月に終わります。
  この一年の総枚数は 346枚でした。

〇 1995年以降の総枚数は、3.642枚です。

その内訳です。
1995年から2010年、
7月までの15年間の枚数  645枚
① 2010年8月からの1年、557枚
② 2011年       376枚
③ 2012年       244枚
④ 2013年       370枚
⑤ 2014年       674枚
⑥ 2015年       430枚
⑦ 2016年8月から
  2017年7月まで   346枚

           ーーーーーーー
        総枚数 3.642枚

〇 この7年間の枚数は 2.997枚で一年平均は 428枚でした。

その 3 
7月の止観シート行の内訳は以下のとうりです。

書かなかった日    0日
1枚書いた日    26日
2枚書いた日     2日
3枚書いた日     2日
4枚書いた日     1日
合計40枚です。

お読みいただき、ありがとうございました。

2017年 8月22日

GLA  一会員