2015年 9月行報告

皆様

11月1日、先生講演会が迫ってまいりました。

いかがお過ごしですか!

実は、11月22日、サンパウロ市で先生講演会映像の集いが開かれます。
場所は、市の中心、リベルダ—ジ区にある、
ブラジル日本文化福祉協会、Grande Auditorio(大講堂)です。

1200名をお迎えできる大きさだそうです。
昨年は日系のホテルで350名参加できる場でした。

凄い飛躍ですね!

以下、行報告をいたします。

2015年
9月行報告、№ 62

★ 止観シート     40枚
  ウイズダム      0枚

 

★ 祈り黙想禅定   25日
  合計時間    12時間30分 
一日30分以上
今月は5日抜けました。

 

 霊的読書
G誌の先生のご文章中心です。
7ヶ月かけて7回読んでいます。

今月は7回読めました。
他に、ご著書から1度、霊的読書をしました。

★ 真我を解放する行
「自信家」を超えるための行から
〇譲与の行、   (1ヶ月目です)
「被害者」を超えるための行から
〇和顔愛語の行、 (1ヶ月目です)

書写行                  0回 
映像反芻    0回
(映像反芻を補うために京都会館ビデオ会には毎回参加しています)

以上です。

 

コメント

〇、8月行報告の中で、最近5年間の止観シート行と自己変革の実感について述べ、前半の3年間にはその実感が無かったと申しました。

実感が無いのに行を重ねるのは辛いものですが、無駄であり無意味な努力であるとは決して言えないです。

諦めずに、集中して止観シート行を継続すれば、少しづつ変革の実感が伴うようになると明言できます。

私の場合は2000枚を超えてから変革の実感を感じ始めました。また、5つのチェックポイントを書き入れたり工夫を行い、霊的読書、禅定も並行していました。

〇、前回に申しました「1日止観シート研修」の感想です。

予定より3割ぐらい多い受講者があって盛会でした。

正式名は「シート研修 止観体得への道Ⅰ」で、会場で頂いた、その名のタイトルの45ページのご著書に沿って研修を受けました。

このご著書の中に、今回の研修の趣旨が述べられています。

長くなりますが、その一部をお伝えします。
私には、研修の位置づけが明確になり、目的意識がしっかり持てて、嬉しい一文でした。

+++++++

前略

「真我誕生」を願った魂が、現実を次々と生み出す自らの心を発見した後に、辿らなければならない段階が「偽我・善我葛藤」です。
魂が抱いている本質の完全なる開花————「真我誕生」を果たすときまで、その歩みは続きます。
ということは、この葛藤は、私たちが有余の(未完の)存在である限り、なくなることはないということです。

しかしまた、葛藤を続けながらも、葛藤している自分を常に自覚することができるようになったとき、そしてその願いをいつも確かにし、常にその重心を「善我」の側におき、「善我」に与(くみ)する者になったとき、そこに次なる段階が用意されるのです。

「偽我」と「善我」の葛藤に大きく飲み込まれることなく、純粋な心の力を発揮する段階————。それが、「止観体得」の段階です。

後略

+++++++

皆様、これは悟りの9段階の最初の部分ですよね!
このご説明、私には深く心に届きました。

最初の三段階を辿る行の大切さを丁寧にご説明くださいました。
この「葛藤」について、止観シートを書かなければ普通でいるとGLAで学んでいても、殆ど自覚できず、自覚出来ていても浅いです。

快暴流系の私も、強烈に常に自己正当化のエネルギーの中を生きていますから、「イケイケドンドン、ツンツン、ギラギラ」、であってどこが悪いの?
そんな感覚でいましたから、「葛藤」は生じません。

苦衰退の方も
快衰退の方も
苦暴流の方も

それぞれの理由で、自らの煩悩を正当化する強烈な「つぶやき」を持ち、浄化・転換をする意志を手放してしまえば、わざわざ止観シートを書き、「祈りのみち」を持ち出して、対比し「葛藤」する必要はなくなります。

私には、自らの煩悩のまま生きる在り方を良しとする自己正当化が、あらゆる生活の場面で働いている、これは大変と認識できたとき、自分の煩悩を止観シートで取り上げることができ、浄化・転換に向かおうと、「祈りのみち」のお心、善我・真我と自分の煩悩との「葛藤」が始まる事になりました。

1段階、心の発見

自分の煩悩を止観シートで取り上げられること。
それにより、より深い複雑な煩悩の心の発見が可能になりました。

2段階、偽我・善我葛藤

自分の書いた止観シート(煩悩・偽我)を「祈りのみち」(善我・真我)で浄化・転換して生きようとするとき時に生じる困難さ(葛藤)。
この困難さは、皆様ご存知のとうり、体験されているとうり、究極の困難さですよね!

浄化・転換ができたと思っても、次の日には、また同じ煩悩を発動させてしまいます。
それの繰り返しですから、正に「葛藤」です。
この困難さ「葛藤」はどうしても避けられない連打であり、また人生の醍醐味でもありました。

先生のおっしゃるとうり、この「葛藤」なしに光は訪れず、「真我誕生」への道はありません。

3段階、止観体得

上記の先生のご文章では、
「・・・・・葛藤を続けながらも、葛藤している自分を常に自覚することが出来るようになったとき、その願いをいつも確かにし、常にその重心を「善我」の側におき、「善我」に与(くみ)する者になったとき、そこに次なる段階が用意されるのです。・・・・・」と、あります。

皆様、ここを読まれていかが思われますか!
止観シート行の連打の果てに、心の重心を「善我」の側におき、「善我」に与する者になる。
これが完璧に出来ておれば、4段階、善我確立 となります。

煩悩地図には指針となる善我のお言葉は24あります。
正直、愚覚、畏敬、同伴、無私、簡素、受容、砕身、共感、愛語、内省、献身、自律、責任、肯定、明朗、素直、懸命、後悔、切実、鋭敏、実行、回帰、率直、ですね。

希望の光のお言葉です。
止観シート行の「葛藤」の連打のあとには、こんな素晴らしい光の世界が在るのですえね!

私には、一部に重心を傾け始められたお言葉もありますが、殆ど体得とは言い難いお言葉ばかりです。

しかし、一部とは言え、善我の想いを受発色できたときには、自由な別世界が広がっているのを感じます。

1段階、心の発見
2段階、偽我・善我葛藤
3段階、止観体得

私は、1段階、心の発見と2段階、偽我・善我葛藤を現在通過中です。
3段階、止観体得にはまだまだ届いていません。
それは、上記の先生のご文章で、自分の現状を見れば明快です。

「・・・・常にその重心を『善我』の側におき、『善我』に与する者になった時・・・・」と、あります。
私が、重心を善我の側におくとか、『善我』」に与する者になるレベルに達するには、まだまだ鍛錬が必要です。
ただし、この「葛藤」を続けて行けば、決して不可能ではないと想っています。

皆様は今どの段階を歩んでおられますか?

1995年に止観シート行が始まって以来、最初の15年間は600枚余りを書き、止観シートで心の発見、偽我・善我葛藤の作業をしてきました。
年間40枚平均で、書いても一日一枚です。

私のような暴流系の者の心には、「怒り」、「正論」の巨大な岩がゴロゴロしている訳です。
毎回それが気になりますから、同じ苦暴の「怒り」の心の発見をし続けることになり、快暴、苦衰、快衰が在っても見えません。

それが見えるようになったのは、一日に複数枚書くようになって初めて、次の中岩ぐらいの多様な煩悩の心の発見が始まりました。
ただし、まだまだ無自覚の部分が大変多いです!

生活実践で学んだ、「知っている自分、知らない自分」で学んだとうりです。
無自覚でおれば、永遠に煩悩を生きてしまい、無自覚にも、恐ろしい闇の波動をまわりに発散し続けることになります。
責任は私にあります。

衰退系の方々は「不安と恐怖」、「楽観」がメインになっているのかも知れません。
これも、恐ろしい波動には間違いはありません。

なほ、研修では、2人の受講者につき1人の同伴者が付かれました。
これからの課題は、先の先生のご文章にあるとうり、日夜地道に止観シートを書いて、「葛藤」を続け、悟りの9段階をしっかり歩んでおられる、本当の同伴者がもっと必要です。

次の、「止観シート研修 止観体得への道Ⅱ」が開催されれば、是非参加したいです。

〇、9月の止観シート行は、

書かなかった日     7日
一枚書いた日     13日
二枚書いた日      8日
四枚書いた日      1日
七枚書いた日      1日
合計40枚でした。

**黙示録の時代その5**

先日、GGPで、近畿本部の代表者の皆さんも参加された、東京本部のターミナル絵コンテご披露の場に、東京本部の大きい横断幕も披露されていました。
皆様ご記憶ありますか。

その横断幕に「巨大カオス・・・・・・ 」と、ありました。
今の日本には、他国にはあっても、差し迫った巨大なカオスを意識できる事態は無いように思えます。

東京本部の方々は何を意識されているのか知りたいですね!

お読みいただき、ありがとうございました。

2015年、10月23日

GLA        一会員

2015年 8月行報告

皆様

お元気でいらっしゃいますか!

抜けるような青空!
「空の心」を体得するには良い季節ですね。

以下、行報告をいたします。

2015年
8月行報告、№ 61

 止観シート     40枚
ウイズダム      0枚

★ 祈り黙想禅定   28日
合計時間      14時間
一日30分以上
今月は3日抜けました。

★ 霊的読書
G誌の先生のご文章中心です。
7ヶ月かけて7回読んでいます。

今月は7回読めました。
他に、ご著書から2度、霊的読書をしました。

★ 真我を解放する行
「自信家」を超えるための行から
〇同伴の行、 (3ヶ月目です)
〇陰徳の行、 (3ヶ月目です)

書写行
観音の心      0回
映像反芻      0回
(映像反芻を補うために京都会館ビデオ会には毎回参加しています)

 以上です。

コメント

コメント その 1
止観シート行の実感

先月、7月行報告で、この行報告も60ヶ月、5年が経過しましたと、お伝えしました。

そこで、5年間の自己変革の歩みの結果はどうだったのか?と尋ねられそうですね。

ここで断言できます!
今は、この「行」の道を歩めば良いと確信を持って言えます。

入会以来、40年、人生史の取り組みや、人生での大試練時代の反芻などにより、断片的に先生の導かれる行の凄さを実感していました。

しかし。本格的に自己の変革に向かう止観シート行では、その変革の実感のないまま15年が過ぎていました。
仕事の都合もあり、15年間で645枚ほどの止観シート行しか実践していませんでしたから、その努力だけで変革を望むのは無理な話だったのです。

5年前から、行を志す方々と共に、今度は本気で行を始めた訳です。

ところが、最初の3年で1000枚ほど書いていますが、変革の実感はありませんでした。

シートに対応するお祈りを「こころに祈る」から選んでお祈りしていましたが、深化の跡が感じられませんでした。
また、こだわりの強い人との出会い、苦の強い出来事は止観シートには書けても、不快感が強く浄化・転換する気力すらも無くし、浄化せずに3枚、5枚と横に撥ねておくこともありました。

その頃の私には、「この強い苦の出来事」に現れる煩悩を浄化・転換するなど、試しても出来なかったし、これからも無理だと思っていました。

この頃が一番すっきりしない、いやな日々でした、
他の軽い出来事で、止観シート行をしていても、「この一番強い苦の出来事」では浄化・転換は出来ず、自分の中で一番肝心な、一番どす黒い煩悩を残したまま放置しているのですから、変革などあり得ません。

その頃、2013年9月号に衝撃の巻頭言がでました!
ここには、先生の事態へのまなざしが記されていました。

先生はこのように、どんな事態をも受けとめておられるのだ、だからいつも安らいでおられるのだと納得しました。

前にもこの巻頭言を紹介しましたが、再度書きます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

一人ひとりが

無限の心を

抱いている。

光も闇も

罪も善意も

成功も失敗も

この世界に起こる

すべてのことを

受けとめて

そこから

新たな未来を

創ることができる。

その心の王国から

希望の時代は

生まれてくる。


高橋佳子

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

私が衝撃を感じたのは、「無限の心を、抱いている。」の所です。
私が、「この出来事」は不快だから受けとめられない、悪いのは相手だから、自分を変える必要はないなどと放置しているのは、自分は小さい心のままで良い、と言っているに等しいと気が付きました。
「私は小さい心ののままで良い」と言ってしまえば、「私は修行しません」と宣言しているに等しいのです。

今は、まだ心が小さく、あらゆる出来事を受けとめる事はできませんが、これからは、一つ一つを糧として受け入れ、自分の心が大きくなるように育んでいこうと決心しました。

闇も罪も失敗も受けとめてと申されています。
例え相手の煩悩が深くとも、永遠の生命の進化の過程におられる訳ですから、十分受け入れられる。
自分も、煩悩を振り撒きながら、同じ過程を歩んでいるのですから、もし、今の自分の状態を受け入れられなければ、立つ瀬がありません。生きていけません。修行をするな、死ねと言われているに等しいです。

それでも、人様にご迷惑をおかけしつつも生かされているのは、この世は修行の場であるからなのでしょう。
まずは自分から心を浄化し、何事をも受けとめられるよう、一つ一つの出来事を心を大きく育んでいく糧として、受けとめていこうと決心しました。

そこからしか、自分の修行も、希望の時代も始まらないのですね!

この巻頭言のお言葉を、止観シートの浄化・転換の大前提に置いてから、止観シート行は大変スムーズになり、止観シート行が喜びになっています。
いきずまる時は、現状のままの小さい心のままで居たいと、ダダをこねている時です。(笑)

「愚かさの自覚を生きる」、「新・祈りのみち」598ページ最後の行に、

☆☆☆☆☆☆☆

背負うべきものを背負い

☆☆☆☆☆☆☆

とあります。

「この背負うべきもの」とは何なのか?

私には、自分の愚かさ(煩悩)、そして相手さまの愚かさ(煩悩)と想えますが、皆様いかが思われますか!

私たちの未熟はどこまで行っても尽きることはありません。
だから自他の未熟を背負うことは不可欠です。
この自他の未熟を背負う覚悟を決めただけでも、救われ心が安らぎます。

前述しました、巻頭言の受信の大前提と、この自他の未熟(煩悩)を意図的に背負って生きるあり方は、止観シート行を、喜びの行に導いてくれます。

それで、この5年の内、後半の2年間での止観シート行1000枚で、やっと自己変革はあり得る!そんな実感と確信を持てるようになりました。

コメント その 2
8月の止観シート行の内訳は、

書かなかった日     6日
一枚書いた日     17日
二枚書いた日      4日
三枚書いた日      1日
四枚書いた日      3日
合計40枚でした。

「GLA京都会館」で9月13日の「止観シート1日研修」を受講しました。
感想は次の機会にいたします。

**黙示録の時代その4**

前回、福島原発の件、などを申しました。

実際 google で検索された方々には、マスコミには出ていない現実があるのではないか?
そんな感想を持たれた方もおられるでしょう。

ここで一つ訂正いたします。
千葉県市原市の劣化ウラン爆発の個所で、劣化ウラン弾を使って米軍、自衛隊が演習していると書きましたが、自衛隊の演習の確認が取れませんでした。
「自衛隊が演習している」の個所は削除お願いいたします。申し訳ありません。

2013年、『先生講演会』大阪城ホールの休憩時間に、アリーナで皆さんと談笑されていたGLA関芳郎理事長に、次の質問をしてみました。

「私は1940年、戦前に生まれましたが、その当時、天上界ではこれから日米戦争が始まり、日本が第二次世界大戦に負けることになることは知っていたのでしょうか。」

と尋ねました。

関さんのお答は、

「天上界では知っていました。(生まれてしまうとそのことを忘れ、小学校時代の私は)、米英鬼畜と叫んでいました。」と申されていました。

皆様、これから起こる大艱難は全て天上界では知っていることなのですね!

しかし、先生は神戸淡路大震災のときも、東北大震災のときにも、一度も予言的な具体的なことは申されませんでした。

しかし、実際に遭遇された方々は、全財産を失う程の大試練であった訳です。

先生は、私たちが現実の大試練に右往左往するだけでなく、訪れるカオスの正体を見抜き神意の青写真を具現していくことを望んでおられると思っています。

それは、2015年9月号巻頭言、及び「時の羅針盤」のご説明にもありますね!

また、昨日終了した伝道者研鑽セミナーで、フローレンス・ナイチンゲールさんの「召し出し」のお話しがあったと参加者からお聞きしました。
これも、現実のクリミア半島での悲惨と混乱の中で青写真を求め、具現していかれた。

2015年9月号巻頭言では、

☆☆☆☆☆☆☆

出会ったことも

経験したこともない

カオスの現実を

恐れてはならない。

そこには必ず

発掘を待っている

チャンスがある。

実現を予定されている

青写真がある。

後略

☆☆☆☆☆☆☆

とあります。

これからの黙示録の時代、外だけを見て試練に振り回されるだけでなく、内を見つめる目をしっかり確かなものにする歩みを続けます。

お読みいただき、ありがとうございました。

2015年9月23日

GLA  一会員