皆様
おはようございます!
京都の桂川西岸地帯では、昨年までは4月、5月と毎朝ウグイスの美声が響いていました。
今年は一度も聞けず、ウグイスの世界に何か異変があったのではと心配していました。
5月末日になって、やっと一度だけ、それも遠くの方で一回だけ鳴くのを聴き取れました。
皆さまお住いの地帯では、いかがでしたか!
先日、BS放送でリオ・パラリンピック車椅子ラクビーに出場する、池崎選手の特集をしていました。
これまで、日本チームは3回パラリンピックに出場し、8位、7位、前回ロンドン・パラリンピックでは4位であったそうです。
ところが、昨年のアジア代表を決める大会で優勝し出場が決まりましたが、その中で池崎選手の活躍もあって、前回ロンドン・パラリンピック優勝のオーストラリアチームを2度も破る快挙を成し遂げ、リオでのメダル獲得が期待されています。
さて、この池崎選手、過去にもパラリンピックに出場していますが、上位チームとの体力差、技術差に悩むこととなります。
そこで彼が個人的に取り組んだことが、体力アップと共に「体幹力」強化だったそうです。
私たち普通の人間にも、「体幹筋肉」があって、歩いていてもフラフラしないように真っすぐ歩行できます。
まあ、老いて「体幹筋肉」が弱ると、フラフラ歩くことになりますが。
ところが、車椅子ラクビーは激しく、相手に車椅子ごとタックルすことが許されていて、バランスの悪い選手が横転することはたびたびあります。
また、相手選手を避けるため、高速で回転することも必要になっています。
これらの場合に「体幹力」の強さが求められます。
彼は自分の「体幹力」の弱さに気が付きます。
そこで彼は「体幹」強化に努め、卓越した安定感と敏しょう性を獲得したと特集していました。
この特集を見ていて切実に感じたことは、神理の道を求道する私たちに共通する大切なこと、それは先生のおっしゃる「中心軸」と「重心」です。
止観シート行を緻密に精妙に習慣的に始められている皆さまは既にお気付きでしょうが、私も日常では、些細な快苦に翻弄され、安らぎを見失い、且つ、そのこだわり、とわれに意識が強く引き付けられ、心の自由さが制限され鋭敏さ俊敏さを失っています。
「中心軸」「重心」が無きが如く軽いものになっていることを深く自覚するところです。
先生は、そんな私たちに救いの手を差し伸べてくださっています。
「G.誌」6月号11ページの魂の学の「心のピラミッド」の図には土台が「菩提心」とあります。
現状の私たちの「心のピラミッド」の土台は、ほぼ100パーセント煩悩であるに違いありません。
これは六道輪廻を意味しますから快苦に翻弄され、「中心軸」「重心」から離れて快苦にブレた受発色になるのは当然です。
神理の「中心軸」「重心」を体得するための学びと歩みは始まっています。
煩悩地図、4つの煩悩パターン<呼びかけ>、煩悩回路<波動><12の菩提心><関さんの命の言葉>、善我回路、などなど、それぞれが「中心軸」「重心」を深める強い導きとなっています。
「体幹力」同様、「中心軸」「重心」も目に見えるものではありませんが、「菩提心」に至るためにも、強く鍛えたいです!
以下、行報告をいたします。
2016年
5月行報告、No. 70
★ 止観シート 33枚
ウイズダム 0枚
★ 祈り黙想禅定 30日
合計時間 15時間35分
一日30分以上
今月は1日抜けました。
★ 霊的読書
G誌の先生のご文章すべて、巻頭言、時の羅針盤、「魂の学」序説を熟読しています。
7ヶ月かけて7回読んでいます。
今月は7回読めました。
★ 真我を解放する行
「被害者」を越えるための行から、
調御の行 (3ヶ月目です)
心を開く行 (3ヶ月目です)
書写行 0枚
映像反芻 「二〇〇六年、こころの看護学校セミナー」全巻
以上
コメント
その 1
皆さま、使命を果たすこととか、願いを果たすこととか聞かれて、それはどんなことと認識されていますか。
私は、自分の使命・願いを「具現」することだけと認識していました。
一方、「菩提心」の先生のご定義では、皆さまご存知のとうり「本当の自らを求め、他を愛し、世界の調和に貢献する心」とあります。
実は、5月に「2006年、こころの看護学校セミナー」のDVDを反芻していて、私の「認識」に重大な間違いがあったと気付きました。
その中で、先生は使命は3つあると、「3つの使命}と名付けられた項目で丁寧にご説明されています。
それは、
成長の使命
響働の使命
具現の使命
です。
「具現」だけでなく、「成長」も「響働」も大切な使命であった訳です。
上記の例で言えば、「本当の自らを求め」は「成長の使命」、「他を愛し」は「響働の使命」であった訳です。
そこで、「世界の調和に貢献する」だけの「具現」であれば、恐ろしい片手落ちであることに気が付きます。
それは「本当の自分」を知らない人たちの創る、独りよがりの調和の世界であり、それはそのまま現在の六道輪廻の混乱の世界です。
私は皆さま同様、この人生で、数多くの人間関係、家庭、企業を見てきました。
その末路に痛み、混乱、停滞、破壊を数多く見てきました。
また、今順調に進んでいるかに見えるものの中にも、いつ暗転が噴出してもおかしくない無限とも思える暗転の種が放置されているのが解かります。
例えば、東京都、都知事の事態
先生は、専門分野の方々、医療者、経営者、教育者、政治家等の皆様に、「一人の人間としてどうあるのか!を問うて下さい。」と何度も申されています。
自らの本当の「成長」がなければ、本当の「響働」も本当の「具現」もあり得ないことになります。
すべての出発点は「成長の使命」であると深く「納得」しました。
2015年、2016年から先生、総合本部が私たちの「止観シート行」の体得のため、特に強くエネルギーを注いで下さる理由が解かります。
その 2
5月の止観シート行の内訳は、
書かなかった日 5日
一枚書いた日 20日
二枚書いた日 5日
三枚書いた日 1日
合計33枚でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
2016年6月15日
GLA 一会員